杏仁豆腐は夢を見る

たまに長い文章を書きたくなった時に使います。

刀剣乱舞映画見た感想メモ

黎明見てきたので感想メモ。

2回目行ったので初見感想に追記して整理した。

 

〇はせべとギャル

狙いすぎ!!!って思ってたけど見てみたらコロッと最高!!!という気持ちに転んだ。何より、最後の「黒田みつるだよ」がずるすぎた!!!はせべのあの、はっとした表情……よかったなぁ……

こんなの絶対忘れられないじゃん、なぁはせべ……いや記憶消されちゃうんだっけ???そんな……

だってさぁ、あの子はちゃんとご先祖さまのことも分かってて、その縁ある刀が自分のとこに来るってきっとワクワクしてたわけじゃん……?で、来てみたらあんなカタブツの不機嫌丸出しはせべだったんでしょ……?お前最悪だな……。

でもあの子はさ、きっとへっしーは自分の主さんのことが心配なんだな、よーし元気づけてあげなきゃ!って思ってたんだよ!?おい!はせべ!聞いてるか!?

いやー、でも仕方ないのかな、はせべは自分の主以外には塩なんだよな、わかるよ。なぜ俺がこんなに小娘のお守りを……って言ってるはせべ解釈一致すぎて最高にうけました。あとお弁当ナチュラルに持たされてるのもうけました。この珍道中スピンオフで1時間くらい見せてくれ頼む。

私がはせべのことでこんなに喜んでるのにめっちゃ珍しいので自分でも新鮮な気持ちで楽しい。

 

〇政府の長義

ただただカッコイイ……無理……。えーん、もっと現代の政府相手にあれこれやり取りしてるとこ見たかったし(シン・ゴジラ並にやって)、仮の主との絡みもっと見たかったよ!!!!

復活して堂々登場するシーン、お前たちの死が来たぞ、のセリフが聞こえてきましたね……。余りにもかっこよかった。

てかかがみさん、全然見せ場無かったじゃん。かわいそう。お茶入れるのと頭下げるのしかやってない。ただの何も出来ない人のままじゃん。尺の問題か!?

 

〇三日月、長義、山姥切三つ巴

めちゃくちゃかっくいい戦闘シーンでした……。あそこだけもう1回くらい見たい。でも喧嘩すんな!!!!ってずっと思ってた。今作の中で一番好きな戦闘シーンかもしれない。

まんばちゃん、綺麗だったねぇ……。操られてる時もそうじゃない時も結構クールな山姥切国広だったけど、ちゃんと目が覚めた時は血が通ってる感じがして、さすが山姥切を演じ慣れた荒牧さん……という気持ちになったよ。

あと最高〜!ってなったのは、最初の山中での一期一振の殺陣!もおー、かっこよすぎた……一期一振……ロイヤル〜!!!それから渋谷での殺意高めな堀川くん。よかった〜。応援上映だったら確実に堀川ー!!!って叫んでたと思う!

 

〇学校についてくるむねちか
かわいい。てか、三日月はずーーーっとかわいかったね、今回。

抹茶らてまきあーと飲むむねちか。目が合うと、うん?って首を傾げてくれるむねちか。ウィンクですべてを誤魔化すむねちか。

三日月が戸惑う彼女に最後まで寄り添う様子が、三日月宗近って刀の優しさをあらわしてるなぁと思った。答えられないことには口をつぐんで答えないけど、答えられることにはきちんと返すし、返せないときも誤魔化すような嘘もつかないところとかも。誠実だったと思う。

三日月の仮の主の女子高生も、とても顔が好きなタイプだったので← ずっと楽しく見られました。女子高生と三日月が出ずっぱりだから、このペア好きになれるかどうかで、かなり映画への感想が変わってきそうだなって思う。

ことねちゃんはアレコレ叩かれてるけど、普通の女子高生なんだから、いきなり人を切る手伝いしろって言われたら嫌ですよね……私だったら嫌だ……。お前にしかできないとか言われたら泣きわめくと思う。なんで私なんだ!って思うよ。かわいそう……。

 

〇名前を呼んで仮の主になる

私が二次創作で使おうとしてた設定とまんま一緒で笑っちまった。てか絶対もう誰か書いてるよね!?なんか見たことあると思ったんだよ。

ちょいちょい、二次創作で見た!!!ってシーンがあるのはお約束ですけれども、刀の姿のまま勝手にギターケースのチャックあけるむねちかは見たこと無くておもしろかったです。

ことねが、刀剣男士は持ち主の心に寄り添うものなんだったら、仮の主の私の心や思いを汲み取ってくれ(意訳)、というあのセリフ、その前後の展開がツッコミどころ多くてあんまり気にしてなかったんだけど、2回目見たらかなり重要なこと言ってるなという気持ちになった。

そもそも歴史を守る(そのための犠牲もいとわない)、というのは主であるさにわの命令なわけだよね。刀剣男士は物だから、持ち主である人に従うし、その心に寄り添う。だから、さにわの考えが揺らいだり、変わったりすれば、刀剣男士はその心を優先する。改めて、刀剣男士の主って、ものすごく重たいなって、思っちゃった。

だから、刀剣男士が元の主に出会って心を揺らすのは当たり前のことだし、仮の主であることねちゃんの戸惑いに寄り添う三日月も、いぶきに寄り添うまんばちゃんも、ありうると言うか、仮とはいえ主と認めるということは、そういう危険性をはらんでいるんだなぁと思った。

ほかの仮の主たちは、ちゃんと弁えてる感じだったもんね。そういう危険性を鑑みて選抜されたメンバーだったのかもな……。そんなことをつらつら考えながら、2回目は見ましたね。

 

〇空港で大あばれ源氏兄弟

ほぼ足。等身がおかしい兄弟。そしてはせべは夜行バスなのに京都から飛行機なのマジでウケる。でも飛行機の座席も狭いからきゅってなってたんだろうな、あの長い足。面白いとこしかない。

 

〇最後の刀剣男士大集合シーン

はめちゃくちゃ熱かった!!

じんくんのむっちゃん見れたの超うれしかったな〜!そして倶利伽羅江〜!お、おまえ〜!元気だった????

ミュから誰が……?って思ってたら石切丸さんでなんか笑っちゃったw なんで!?どうせならみんな出してくれればいいのに……。ミュもステもまぜこぜで映画とってほしい。私はやはりどっちかというとミュに思い入れがあるので……。

てかね、ほんとこれは言っていいのか分からないけどミュのヘアメイクと衣装見習って!!!ください!!!なんかきっと、大人の事情でステの時と一緒にしないといけないのかもしれないけど、やはり大画面に耐えうるのはミュの技術だと思うんですよ……絶対!次やるなら!お願いします……。

 

〇清光

突然の清光!!!!!!

世界一かわいいよ!!!!!

でも戦闘シーンは無いの泣いた。不公平だ。なぜ。こんなにかわいいのに。

 

〇病室に鶴丸

自分、死んだかな?って思うからやめた方がいいと思う。天国かなって思っちゃうね。あそこから始まる鶴さにがあると思う。あります。あってほしい。

 

〇誰でも審神者になれる可能性がある

そうなん!?選ばれし者かと思ってたわ(恥)

てかみな審神者のように……ってはせべが言ったシーン、全員無言で見つめてて怖かったわ。そこは「ガンバレー!!!」って言ってその力ではせべたちが立ち上がるところじゃん!!!!!!(それはGロッソです)あんなじっと立ってるの寂しいからペンラとうちわ用意するね……。

 

〇正直おはなしはよくわからなかったまぁ、もう1回見て考えよ!

と思って2回目見たけど、あれこれつっこむのも嫌なので、ほわっと見るくらいでいいのかなと思いました。

いぶきと酒呑童子が、歴史に省みられない存在で、そういう人たちが歴史修正主義者と結びつくというのはどのメディアミックスでもよくある設定のはずなのに、なんでこんな微妙なお話になっちゃったのかな……?まぁでも、深く考えなければ結構おもしろかったな〜ってなってるのでいいんだけどね。刀剣乱舞に激甘な自覚はあります。

1つ言いたいのは、序盤の重々しい歴史パートいりました?ということ……。結局前作の歴史ミステリとは全然違うものを作っているのだから、序盤からもっと違う雰囲気でも良かったような気がする。あのシーン浮いてるように思えて。

私は三日月の前作での、少々御前を騒がせまするが……ってセリフが超かっこよくて大好きなんだけど、それもなんか、あえて使ったのか、だいぶ浮いてる気がした。やっぱ靖子はセリフひとつとっても素晴らしいよ……。前作を変に引っ張らないで欲しかったなという気持ちです!

 

決意表明を見た感想

(羽生さんの決意表明を見て好きが溢れて止まらなかったので勢いで書いた思いの丈)







平昌の後からの4年間は、ずっと人生のボーナスタイムだと思っていた。引退すると思っていた羽生さんが、競技を続けてくれたから。
だから1年ごとに、覚悟を固めてきた。彼がいつどう決断しても、私はそれをちゃんと受け止められるファンで居ようと思っていた。

羽生結弦が引退する時はどれほど辛く寂しかろうと、幸せな時の終わりを待つような気持ちでいたけれど、蓋を開けてみれば羽生さんの会見は希望と期待に満ちていて、私はまた、生きる力をもらってしまった。
やはり、羽生さんはすごい。私の予想なんか飛び越えて、いつも新しい景色を見せてくれる。
そういうところに、いつも驚かされてきた。

私は心根の弱いファンなので、絶対羽生さんが勝つ!とか、金メダルとる!とか、そんな風に信じて応援できたことって、あまり無い。
実際、羽生さんは細かく見ていけば、結果としては負けてることも普通にあった。
でも、怖々と応援する中で、彼は私に、想像もつかないような景色を、いくつも見せてくれた。
五輪を2連覇して、世界新記録を打ち立てて、怪我でとても無理だと思った大会に勝って、4Aを跳んだ。
羽生結弦なら当たり前、とは思えなかった。私はいつも、信じられないものを見るような気持ちで、羽生さんを見つめ続けて来たように思う。

私は勝ってる羽生さんも負けてる羽生さんも好きだったけど、競技に興味がなかった訳じゃない。
なんせ、ニースのロミジュリを見て好きになってしまったんだもの。やってやるんだーーーーという、あのがむしゃらな輝きは、フィギュアスケートが競技だからこそ、見られたものだと思っている。
競技というフィールドでの羽生さんは、輝いていた。それはもう、美しかった。往来の負けず嫌いも相まって、戦う、競う、ということがとても似合う人だった。
羽生さんを見ていると、いつもフィギュアスケートが上手い、というのはどういう事だろうと、考えさせられた。フィギュアスケートはルールも複雑で、傍目には違いのわからないことが多くて、ちょっとやそっとじゃ理解できない競技だった。
でも、羽生さんの目指すところは、この1点を緻密に積み上げていく中にあるのだろうと思うと、プロトコルを見たりするのも楽しかった。
羽生さんは私に、フィギュアスケートというスポーツの面白さを教えてくれた。
私はスポーツに毛ほども興味のない人間だったけど、羽生さんを通して、アスリートというものを知ったし、他競技のアスリートという人たちの見方さえ変わったように思う。

同時に、羽生さんは競技の外でも、立派な人だった。どこに出ても人への気配りと感謝を忘れないところ、自分の影響力の強さを自覚しているところ、会見の受け答えの見事さ。
出会った頃はきゅーとな男の子だったけど、いつの間にか、なんだかとても立派な青年に成長していて、私もいつしか、尊敬の念を抱くようになった。

東日本大震災に関しては、被災地を背負って立ってるような、そんな気すらした。
私は、ずっと羽生さんは背負わなくていいものまで自ら背負ったんだなって思ってる。あの頃、被災者と、アスリートである自分と、切り離してくれと言うこともできたと思う。出来なかったのではなくて、やらないことを選んだんだと思う。
金メダルをとりながら、なにもできないって言ってたのを思い出す度に、涙が出る。

フィギュアスケート界を背負ってるというのも、度々感じていた。
チケット戦争が巻き起こる度に、このスポーツの人気を引き上げてるのは間違いなく羽生さんなんだなと思ったし、出待ちの異様な光景や、どこまでもマスコミに囲まれる姿に、どうしようもなく特別なところに居るのだと、気の毒にすら感じた。
他の選手たちの分まで、彼が引き受けていたプレッシャーが、数多くあったんじゃないだろうか。
北京オリンピックに向かう時、自分がどれだけ応援されてるか、どれだけ期待されてるか、きちんとわかってる彼が、金メダルって口にしたのは、自分のためだけじゃなかったんだろうなと、今も思ってる。

オリンピックは証だと、今日の会見で、羽生さんは言った。
北京に出るかどうかって頃に、印象に残った誰かのつぶやきがある。
彼はもう、何かを証明する必要は無いんだ、というもの。
あぁ、その通りだなと思った。強さも、努力も、誠実さも、フィギュアスケートにかける思いも、もう全部全部彼は証明してきた。誰に認めてもらう必要も無いくらい。

だから、次のステージに行くのだということは、とても素直に、自然に受け入れられた。

今日の羽生さんは、本当に明るく、すっきりとした表情をしていた。自分のやりたいことが、やるべきことがわかっているのだと思った。
きっとそれを応援してくれる人、実現に力を貸してくれる人は、たくさんいると思う。
行きたい方向へ、行くためのすべてを、彼は自分自身の力で掴み取ってきたのだと思った。

私は、羽生さんにもっと楽になって欲しいと思っていたんだと思う。色んなことから解放されて、のんびり生きてもいいのではないかと。引退したら、それが叶うのではないかと、勝手に思っていた。
同時に、それは今まで追いかけてきた羽生結弦とのお別れでもあって、私の持つべき覚悟というのは、それを受け入れることなんだと思っていた。

でも、羽生さんは挑戦をやめないと言った。会見の言葉を全部聞いて、羽生結弦は、引退しても羽生結弦なんだとわかった。
ここまでとこれからは、地続きなんだと。私はそれが衝撃的で、嬉しくて、胸がいっぱいで、泣けてしまった。
フィギュアスケートは、生きること。羽生結弦にとって生きるってことは、常に前進し続けていくことなんだなと思う。
昨日より今日、今日より明日。
より良く、より高く。いつだって、胸を張れる自分でいるために。
彼はそれを当たり前のようにいうけど、ちっとも当たり前じゃない。
普通、大抵の人間は、そんなふうに走り続けようとは、思わないんだよ。
でも、羽生結弦にとっては、それが生きていくということで、その生き様を、これからも見せてくれるんだ、応援していいんだなって、それが、本当に嬉しかった。
だってそれは、引退したら終わってしまう、幸せな日々だと思ってたんだよ、私は。

私はこれからもアスリートである羽生結弦を応援していけるみたいだ。
私にできることなんて何も無いんだけど、なにか大きな存在に、彼の健康と幸せを祈らずにはいられない。
そして、彼自身が言ったように、本当に心を大切にしてほしいなぁと思う。

羽生さんの行く道に、まぶしいくらいの光が差していますように。
これから見せてくれる景色が、いまはただ、楽しみで仕方がない。

ネタバレしかない真剣乱舞祭2022福井公演配信感想

乱舞祭2022福井夜公演を配信で見た感想や覚書。
ネタバレしかない!!!!!!
考察もどきのちょっとした調べものもある!!!!
覚書きの間に実況じみたメモがはさまっている!!!!!
ネタバレ嫌な人は見ないでね!!!!




会場替わりキャストの大倶利伽羅からスタート。
倶利伽羅に物怖じせずナチュラルに仲良く絡んでいく日向と浦島くんという関係性ほんとにかわいいよね〜。
村正とはまた違った絡み方。
しかし日向くんまたかわいくなってません?かわいさ極まってる。

お面の女の子が出てきた瞬間心覚のオタクは立ち上がってしまった。
しかし、水心子がメインとは思わなかったなぁ。これまでは青江とか、巴さんとか、本編でメインを張ってない子が取り上げられていたから。そういうものだと思っていたし、それをちょっと期待してもいた。

冒頭の歌めちゃくちゃ難しくない!?そんないきなりハードル高い……。厳かな雰囲気があってすごく好きではあるけど、ほぼほぼどの子も音程に不安が……って感じでヒヤッとしてもうた笑

水心子は最初、目覚めたのかな。それとも、夢の中で鶴丸に会ったのかな。鶴丸と死はどこか近いイメージがあって(なんせ墓に入った刀なので)、彼岸と此岸の間で水心子を待ってる役が似合いすぎるな……と震えてしまったわ。
ていうか、全編通して、皆がわざとらしいくらい夢のような、って言葉にするのが気になったのよ。やっぱりこれは夢なのか……?

印象的だった、「神送り」という言葉についてちょっと調べてみた。
第1の意味としては、出雲へ旅立つ神様を送るという意味で、第2は疫病の神様を送り返す意味があるらしい。今この時代まさに、なテーマだったわけだなぁ。
しかも、実際太鼓や鐘を叩いてはやし立てたあと、船を川に流す風習もあるらしい。風の神送りとか、疫神送りとかいうもの。
それを実際あの会場でやってみせたということなのかも。
疫病をやっつけるのではなく、神様として祀って丁重に送り出すという考え方、おもしろいよね。日本は本当に、良いことも悪いことも神様として祀られているんだね。
ならば、共に吹き荒れろ
という歌詞も、船に乗る将門公も、それを表していたのかなぁ。

神送りという言葉自体に、元いた場所から送り出す意味と、別の場所へ送り返すという二つの意味があるの面白いなぁと思った。
それに、出雲以外の地方では出雲へ旅立つ神様への祭事を神送りと言うそうだけど、出雲ではやってくる神様を歓迎することを神迎えというらしく、他地方ではそれは帰ってきた神様を祀る行事の名前なんだよね。
まさに、あっちから見ればこっちがあっち、という感覚だなって。

刀剣男士たちのもつ篝火は送り火のようでもある。
火はいつも道標なんだな。
送り火、という言葉があるけど、これはあの世へ、あるべき所へ送り返すという意味で、今回はこの意味も含んでるのかな。
彼岸と此岸を隔てる川といえば三途の川ですし。
鎮魂がテーマなのは2018から変わってないのかも。こちらが祭りをしている時、あちらもまたこちらを思っているのだと。あちらとこちらが近づく、曖昧になる、それが祭りであると。
そのあわいで彷徨う魂が川を渡れるように、というのもテーマなのかなと。
灯篭流し、も川に灯篭を流して死者を弔うものだなぁ。なんでも川に流しすぎだな、日本人。

この、どこか不気味ですらある雰囲気の後に、水心子は楽しいほうがいい!遊びだ!
って言うけどこの歌からそのテンションは結構難しいよ!?予習してなかったら絶対会場でぽかんなってたわ。配信見てよかった〜!

祭りパートは2018再演でしたね。
再演してほしい!って思ってたくらい大好きだから、すっごくすっごく嬉しかったんだけど、新しいものが見られると思ってたとこもあるから、若干そっか〜、という気持ちもある。(最初から再演て言われてたら思わなかったと思う)

新しい衣装とっても素敵。暗いとほぼお揃いに見えて神聖な雰囲気だったけど、明るいとそれぞれの色がきれいで、印象変わって。
ちょっと浮いてた雪まつりをやめて急に南に飛んだのもおもしろかったな。エイサーたのしいし。沖縄音楽好きだわ!

でも、でもさあ、東西祭り対決の寸劇があって、巴さんの気付きがあってこその祭りだったから……2018見てない人にとっては、あちらがわとこちらがわとか、チンプンカンプンなんじゃない?と思ってしまった。
別にわかんなくたって楽しめるけどね。

ま、これは後々の冷静になってからの思いでしかなく、初見は死にそうに興奮してたのでなんでもいいんですけど!!!←
くわなとまついが花笠持って踊ってるとこコンビニプリントでください……頼む……まじで……。

肥前くん、こんな歌うまかったっけ!?とよっちょれで度肝をぬかれてしまった。
江水のとき、歌はイマイチじゃなかった……?疲れて調子悪かったのかな……。
顔も可愛い、歌もうまい、ダンスも殺陣もできる、演技もよい、こりゃー今後が楽しみですね〜!

ぶぜん、日本一鳴子が似合う男(認定)

ソーラン節の時村正わろてるのこれ素じゃない?もっくん出てない?

松井が映る度にかわいい!って叫びそうになる。叫び出したいくらいかわいい。

あわいのなかで、あちらがわへ行ってしまいそうになった水心子を呼び戻すのは、清麿なんだなぁ。清麿は今回も水心子全肯定マンとして存在感を放っていましたね。
心覚のオタクとしてもテンションあがったし、私は清麿の中の人推しなので、単純に嬉しかったです。出番!おいしい!
彼のかわいさが全世界にひろまってほしいよ。

いまつるちゃんが三日月を、やすさだが清光を、イメージして歌ってるのだろうなという部分が見られて、昔からのファンは嬉しかったんじゃないかな。

明石すごい成長してる……余裕がある。あと顔がさらにさらにきれいになってるーーー!

村正派が満遍なくイチャイチャしてるのが最高なんだよ。双騎永遠に待ってるよ。

かねさんかっこよすぎるよ……かねのおんな生きてるか?
会場のかねのおんなたち全員倒れてめっちゃ視界良くなってそう。極はあかん。

こりゅうくんが立って歌って踊っててめちゃくちゃうれしかった……。自分でも驚くほどほっとして、感動してしまった。かわいすぎる……。
にゃんせんと2人の曲やらせてもらったのは、前回のリベンジ的な要素もあるのかな。
関東まであのかわいい曲は続きますか……すーぱーうーぱーるーぱー(違)……どうですか……でも生であれを浴びたらまじで狂ってしまう気がして怖くもある……。

肥前くん、ライブハウスにいそう。

友達が江水メンバー見てビジュアル系バンドがメジャーデビューしてビジュアル系を半分置いてきた感があって好き、と言ってたんだけどそれ古参にはめちゃくちゃ嫌われるやつやんw

大包平、様子がおかしいんだよな〜〜〜。嫌いじゃないんだけど、大包平かと言われると大包平なのか!?いや、こういう大包平もいる……か……。わからん。まあやっさだがアリなんだからなんでもアリか。

村正ちゃんソロ!ソロじゃないけど……ソロだろほぼ!
つーことはこの曲は関東ではないわけで。なんか関東ではぜーんぜん違うセトリになっているのでは???

清麿が射出されてめちゃくちゃ喜んじゃった!!!巻き戻して見た。
関東でも見せてくれ〜!しかし全体的に清麿がかっこよく踊ってるとこはあんまりうつしてくれてなかったよね…?という印象なんだけど。これは私の考えすぎかしら。うーん。歌は安定してたと思います!突出してるわけではないけど、上手いとおもうんだよなー。
あー、推し定点カメラくれ〜〜〜!
段差上がる時裾をさばいてんのかわいすぎる〜。

心覚メンバー箱推しなので、別のとこに混じってると頑張って!いいぞ!かっこいいよ!みたいな気持ちになっちゃうなー。

きざみこんだやくそくを、のとこの村正可愛すぎない!?やくそくした……。すきだ……。
村正に戸惑いまくる水心子、解釈一致すぎてかわいすぎてしんどい。永遠に見ていたい。
村正ちゃんの列に並んで退場する水心子かわいい。かわいいが大渋滞。ご当地ネタいいな〜!

雨雲のJust Timeまじでビックリした!!!!かわいすぎる!!!!嬉しかったけど、正直めっちゃうらやまし〜!推しにもやってほしい。本当に好きな曲!
悲劇当番みたいにときめき当番にしてほしい←

てか悲劇当番やるんやな〜。
私は、あんまり悲劇好きじゃないから……なぜこの曲だけもてはやされるのか……理解できないのだ……。
それはそれとして桑名が当番だったのはうれしいです←

みんなでボールを追いかけた、
が野球だった衝撃。サッカーやったやん!!!フラッグ桑名がめっちゃかわ〜!!!

堀川も顔がさらにかわいくなったな。

きゃらめーるのことか?のはっちーまじでお嬢でかわいすぎたな。抱きしめたくなった。

まじでかねのおんな生きてるか????(二回目)

松井ソロ意外すぎて……。
かわいいよ!!!!だいすきだよ!!!!だけど、ソロ!?びっくりだよ!!!!会場変わりなのかなぁ。歌上手くなってるね!あとやっぱ何回に聞いてもビックバンはおもろいのよ。なぜ。なぜビッグバン。宇宙の始まり……。

心覚メンバーと大包平のテイストが違いすぎてアイドルグループとコラボした大御所歌手みたいになってんのおもろすぎんのよ。
やっぱメンバーはそろってこそ……はやく大典太さんに会いたいなぁ。

桑名が大地に聞いてる時いっしょに聞いてる水心子がくそかわなのよ。なんだありゃ〜!!!!なんであんなかわいいの!?そんなかわいかったでしたっけ。聞いてないんですけど。私の心の中の清麿がめちゃくちゃニコニコしながら頷いてる。
心覚メンバーは辛うじて雲くんがツッコミだけど圧倒的にボケ比率が高いので大包平くらいつっこんでくれると話が早くて助かるよ!←

ぶぜんはずっと顔がいいなあ。

村正がついにmistakeを!!!!!あおえも諦めずに待ってていいですか?????
清麿にはぜっっったい見ーつーめーないで🎶、が似合うと思うので振り付けとカメラのえらい人どうぞよろしくです……。
(※追記。数日後これが現実になるとはこの時の私はまだ知る由もなかった…………)

今回小芝居が全体的に短くて寂しい。もっとみんなわちゃわちゃしてくれ。
ただのライブじゃなくてテーマが貫かれてるとこがすきなので……芝居がめちゃくちゃ削減されてて寂しいよ。

榎本さん大好きだけど榎本さんのとこが1番お金かかってそうなのが本当に謎だった。つーか歌うめえなまじで。何見せられとんのや。

さっきまであーはん、とか言ってましたのに……って、はあ〜まったく、みたいな顔してるこぎつねまるめっちゃかわいかったな。
桑名江、日本一えおえおあが似合う男(認定)
清麿の内番衣裳めちゃくちゃ見たかったのでうれしい。おにぎりもってんのかわいい!!!!
まついとぶぜんがいっしょにいるとうれしい。江が集まってると呼吸できないくらい苦しくなる。江ってなんなんだろう……なんでこんなすてきなの???

いまつるちゃんの言葉はいつもあたたかいな。ファンが何たるかをわかっている……。

心覚のオタク、ETERNAL FLAME合唱してほしい夢が叶ったので昇天しました。もう思い残すことない。
本当に元気が出ます。みんなかわいすぎる。ありがとう。だいすきです。

漢道はまさかすぎて言葉を失いました。江水でやってたら!!!絶対やると思うじゃん!!!君らが歌うんか!!!
正直、それはちゃうやろ〜〜〜。と思ってしまったなぁ。期待してた人いるでしょ?私以外にも。

舞踊りひとつになる将門公。
水面にうつる姿は……ていうセリフは歌合を思い出す。ふたつなきものと思いしも……。
人と思わば人なり。我もまた然り。
見方によってそれは変わって、あやふやなもの。どちらも、どれも自分であると。

水心子と清麿の誓いは美しいけど、水心子は自らの心に、清麿は水心子に誓ったんだなぁと思ってる。ミュの清麿はどこまでも水心子が大好きよねぇ。

問わず語りの冒頭は天才!!!!!!!これは声を大にして世界に伝えたい!!!!!!
問わず語り合唱で全てを忘れ、全てを許してしまう。かざぐるまと同じように、刀剣男士みんなで歌えば、みんなの歌になる。
人が生きたその歴史をやさしく見つめる刀たちの歌。形に残らず消えていく声を聞いた、刀たちの心に残る、問わず語り。

ていうかね、問わず語りとETERNAL FLAMEの合唱って、もう夢にまで見た光景でしたよ。こんな、こんな良い思いしてええんか!?
心覚のオタクだけ……ごめんな……こんな……ありがとな……!

初日だったので、ここからどれくらい進化していくかたのしみ。セトリの変更も、カメラワークも、日替わり部分も楽しみだなぁ。
結局何公演くらい買うことになるのか、いまからびびってるけど、せっかくの祭りなので、全力で楽しみたいと思う。

殴り書き江水散花雪感想

江水散花雪、生観劇適当感想めも。
文句も言ってる。
ネタバレ注意!!!!!
妄想注意!!!!


江水散花雪見てきました!
東京のチケット譲っていただけて、ありがたや〜。1バルの見切れじゃない席は初めてだったけど、思ってたよりすごく近く感じた!
でも段差は甘い。前の人が小柄だったからよかったものの、甘すぎます。もっと本気出して。

配信で見て楽しみにしてたこりゅうくんが黒子なのはすごく残念だったけど、それはそれとして、黒こりゅうくんめちゃかっこよかったな。黒鶴みたいな良さが……。

兼さん登場シーン、満を持して!!!!!って感じがめちゃくちゃかっこよかったしめちゃくちゃ面白かった。待ってました!!!!って声掛けたくなる。足がなげえ〜〜〜のよ。
ギャグシーンから急にシリアスなソロ2にいくの、切り替えがすごいんだけど、しっかり感動しちゃったのですごいなと思う。
ソロ2はほんとに良い……兼さんが旅をしながら、歴史を守るということについて真剣に向き合って考えたこと、折り合いを付けてきたこと、彼の存在を形作る土方さんへの思いの強さとか、全部全部詰まってて、すごい泣けてしまう……。
もう兼さん推しはこの曲聞くためだけに見に行ってほしい。それくらい良いんだよなぁ。

山姥切は喉が枯れてるって聞いてたけど思ってたほどではなかった。本調子ならもっと上手いのかな。
今回のミュは「山姥切は歌の歌えるやつ連れてきたよーーーー!!!!!見て見てーーー!!!」って感じでやたら歌唱パート多いから大変だっただろうなぁ。
しかしきれいなまんばちゃんでありましたな……。
山姥切はメディアミックスの申し子なので色んな山姥切が見られて楽しい。それも刀剣独自の考え方よなぁ。私はミュのまんばちゃんもかなり好きです。
古参で、先輩で、後輩のことはかわいいけど1歩引いてて、1人になりたがりで死にたがりで、でもほっとけなさすぎてみんなにかまわれてしまうあの感じ。
私だったら心配すぎてぜっっったい面倒みのいい刀としか出陣させないと思う。

なにげに肥前くんの物語がいちばん辛かったなぁ、私は。
自分に人斬りの物語を与えた当の本人に、人斬りを否定されてさ。あのシーン、たまらないよな。信じられないくらいつらいよな。
私だったら怒り狂ってるよ!誰のせいでこんな性格になったと思ってんだよ!!!!(ディスってません)
誰かが前に言ってたんだけど、肥前忠広は間違いなく名刀なんだよ。もっと違った形で刀剣男士になった可能性だってあったのに、岡田以蔵の物語によって人斬りの刀として顕現したんだよね。
というか、刀はみんな人斬りの道具なんだけど。
まあなんというか、彼の背負う暗さみたいなものは、持ち主の物語の暗さなんだよなぁと思うんだよね。
それなのに、気が狂った岡田以蔵に、どっちがあんたにとって幸せなんだ、なんて聞くのよ。
もうさあ、いじらしすぎるじゃん……刀……刀なんだよな……自分を使ってくれる人のこと、どうしようもなく大切なんだよな……。
また肥前くんが良いお芝居するんよな……。あと彼は殺陣も上手いしダンスも素敵ですね……。

配信で見た時はなんか長いなぁってちょっと思っちゃって、いやでも生で見たらそんな長くないかも!って思ったけど、時が止まってからがあ、やっぱ長いわ……と思ってしまった😣
切羽詰まった状況でみんなのんびり会話しすぎなんですよ〜!!!落ち着かないから入り込めないです。
人間が狂っていく演出がしんどくて、辛いというよりは、見てられない?不快?な感じがして、それが延々と繰り返されるのも長いなぁって思った原因かも。
100万人に襲われる、追い詰められた感はいっしょに味わえたのかもしれないけど、ちょっとね……私はやだったな……。

あと最後の夜泣きそばの下りも、新鮮な死体を前にして……やはり戦いの中に生きてきた奴らはすげえな……と思ってしまって全然余韻が味わえなかった😊
こりゅうくんの最後の演技がだいぶ変わってたなぁ。今の方がすき!穏やかで。
ミュは結構口調が強いシーン多い気がするので大事なとこで穏やかな演技見せてくれるのもいいなと思います。

最後の洋楽?は配信で見た時はなんじゃこら?って思ったけど生で見たら意外とよかった……。
やっぱ演劇は生で見るもの!!!!と何度も何度も思ったな。
とくに、最後の刀剣乱舞の迫力ときらめきよ。あの展開から、全員で刀剣乱舞歌うの、素晴らしいよね。
そこまで、なんか長いわ〜。とか思ってたのに、全部消し飛んだもんね←
かっこよくて震えた。
絶対大包平は戻ってきてくれるって、初見の時も信じてたけど、信じててもハラハラしてしまう美しさがあったよね、フードがとれたまんばちゃん……もう、もう折れちゃうのでは!?って思わされる感じがあった。

そう、ここで、山姥切が、折れた仲間に呼びかけるみたいに、そっちにいける、みたいなことを言うの、今日はすごく気になって。山姥切は、刀剣男士にあの世があるって思ってるんだなって。
それってどういうイメージなんだろう。折れた仲間と再会出来る、天国みたいな場所?
刀剣男士にもあの世はあるのかな?どうなんだろう。
私が顕現した刀たちも、それぞれに魂があるのかな?ね。そんなことが気になってしまった。

あとあと、兼さんのぶっとばす発言は、ミュで初めての政府殺ったろうぜ!な発言だと思ったのだけど、どうなんだろう。私としては衝撃的だったよ。これまで、三日月が〜とかはあったけど、ここまでハッキリ政府のやり方にどうこう言う展開はなかったじゃん。
政府に楯突くってことはさ、主である審神者とも対立するかもしれないってことなんだよ。
それを、冗談交じりとはいえ、あのシーンで言うか……?と勘ぐってしまう。
それとも、審神者は何かあれば政府とも対立する構えなんだろうか。ミュ審神者は過去の経験から政府に従う気はなくて、そのためにみんなをあんなスパルタに鍛えてるのだろうか……。兼さんはそのことを何か知ってるのだろうか。
ただ単に、審神者とも対立するのを躊躇わない、という姿勢なんだったらすごく悲しい。私は泣いてしまう。でもミュ審神者仕事しないもんな。人間は愚かだしな。仕方ないか←

今回も山姥切が俺がやった事にする……っていうし前回も鶴さんがぜんぶかぶってくれたし、審神者ぼんやりしてるうちにみんなに裏切られちゃうんじゃないか……😭💦自分とこの刀は大切にしようと思いました。

2部に関しては言えることほとんど無いんだけど、とりあえず衣装が最高でした。
太鼓の音がダイレクトに響くお席でよかった。
肥前くんロックスター感があってよき。ライブハウスにいそう。
漢道の山姥切先輩、気合い入りすぎててかわいかった。
こりゅくんがちゃんと参加してたら絶対やばかった。絶対好きになってたと思う。
国立競技場を幻視できるペンラアイドル曲を踊る山姥切とか肥前くんからしか得られない栄養がありますよね……。
兼さんはソロおめでとう!

TDCホールの椅子にお尻が勝てません。辛い!疲れてたから!?いやいつも辛いか。クッション改良してくれ〜!


追記
そういえば、私は浦賀に時間遡行軍が来て戦った理由がよくわかんなかったんですけど、歴史に詳しい人はわかりますか……。

フランケンシュタインcftmの感想

フランケンシュタインcftmを見てきました。

信長くんの久しぶりの舞台と思って、2回見に行った。悲しい話だったけど、最終的にはハッピーエンドと言っていいのかな。

ビクターフランケンシュタイン博士が生み出した怪物は、その醜さから町をおわれるのだけど、優しい盲目の女性アガサに出会って愛と知識を知って成長していく。だけど結局引き裂かれ、生みの親であるビクターを訪ねてくるんだけど、心が通じあったと思ったら彼も失ってしまう。
でも、悲嘆にくれ、遠い土地へ流れていった先で、奇跡的にアガサと再会し、彼女とその家族と暮らすことになる。という終わり方。
怪物が報われたのはよかった。1回目は、ちょっとうるっとした。

怪物は終始ひとりは寂しい、と言っていて、彼の得られない愛を求める姿がテーマだったのかなあとは思うんだけど、それと同時に進行するフランケンシュタイン家の話とかなり温度差があって不思議な感じだった。

ビクターはそもそも脳に障害のある弟のウィルを助ける研究の一環で怪物を生み出してしまったのだけど、婚約者の浮気相手にその弟を殺されてしまい、その罪をかぶせられた女中も死刑になり、最終的に自分も婚約者に殺されてしまうという、ビクター側の話は悲劇でしかないんだよなぁ。
どんどん死ぬから、結構しんどかった。
そもそも怪物を生み出してしまったことは罪なのかもしれないけど、とはいえ、怪物が原因……というよりは婚約者が悪いやつだったことで可哀想な目にあっているので、なんだか無駄にひでえ話だなあという印象。

フランケンシュタイン博士と怪物が心を交わしていくところがとてもいいんだけど、終始背後に新鮮な死体がある実験室で話をしているのがすごく気になってしまった。
でもそのシーンがあるからこそ、最後のお別れは胸にくるものがあった。七海さんの慟哭がすごくて、鳥肌がたってしまった。

アガサと怪物のシーンは美しすぎて、ついつい宝塚……と思ってしまったな。いやでも、アガサと怪物を美しく見せる……という意思は絶対にあったはず。まあ、お二人のファンが大半でしょうし……。
フランケンシュタイン博士が、もう一体怪物を作ってしまうシーンで、アガサを演じる彩凪さんは怪物も演じているのだけど、その迫力が本当にすごくて、怖いくらいだった。綺麗だから余計に。明るくて快活な娘さんよりよっぽど印象に残っている。

心覚終わってから信長くんにハマったから、ずっとテレビやライブや旅する映像なんかを見ていて、お芝居をするところをちゃんと見たのはこれが初めてだったのだけど、良かった……んだと思う。
ウィルは脳に障害がある難しい役どころだったと思うのに、すごく自然で、かわいかった。無垢な天使のよう、みたいなキャラクターじゃなくて、普通の男の子って感じが、ちょうど良い塩梅だった。
日替わりで遊びも入れて笑いも起こしてたけど、笑いを取りに行くって感じでもなくて、あくまでもウィルの範囲できちんと遊んでる感じがして、
正直そういうことできる人だと思ってなかったので、驚いた。

今まで見てきた日替わりの部分で無茶振りをして流れをぶった切るような演出でなにも出来ない子だと思って悪かったなあと思った。
そういうところで面白いことが出来ることと、役として自由に振る舞うことは、別なんだなあと思った。

信長くんには予想外にハマってしまったので、いつもおりるタイミングを探しているのだけど、もっと演技のお仕事見てみたいなあと思ってしまったので、まだしばらくおりられそうにない。辛い。

イベントにサークル参加したことについての雑感と思い出

2019年12月8日 閃華の刻28-年納- 

にサークル参加してすぐ書いたけどなんとなくあげるのやーめた、って思ってた文章今読み返すと正直な個人的思い出記録にしては良い文章だったのであげておく。

 

・・・

 

2019年12月8日 閃華の刻28-年納-

サークル参加してきました。

 

アラサーで同人活動デビュー!

イベントに参加すると決めるまでは、色々とうだうだ悩んでいました。

決めてからも悩んでいました。

でも、結果としてとても楽しかったです。

 

オタクではあるけれど、同人活動には縁の無い人生を送ってきました。

初めてイベントというものに行った時には20代も半ばを超えていたような……。

友人にくっついて色々見て回って

めちゃくちゃ楽しくて、めちゃくちゃ感動して帰ったのを良く覚えています。

広い広いビッグサイトにずらりと並んだ頒布物を眺めながら、こんなにたくさんの人が、好きと言う気持ちひとつで、仕事でもないのに何かを生み出しているということに、私はえらく感動したのだと思います。

 

その熱にあてられて、自分の本を並べることにも少し憧れを覚えて。

だけど、じゃあやってみよ!と、そんな風には思えませんでした。

同人活動は創作活動であると同時に、交流活動だと思うからです。

昔はどうだったか知りませんが、今はネットで普段から交流を持っている人たちがほとんどでしょう。お互いネットで作っているものを見合って進捗を報告したり、感想を言い合ったり、創作について語り合ったり……。

そうして、イベントで顔を合わせて本をお迎えしあったり、差し入れしたり、アフターと称して肉を食べたり……(偏見)

それは傍から見ていたらとても素敵で、楽しかったけれど、私自身がやるとなると、無理じゃないかなあと思っていました。

 

同じように物を書く人間に対する嫉妬。どうして今回は読んでくれなかったんだろう、嫌われたのかな、という疑心暗鬼。いつだって良い感想を書かないといけないという変な義務感。

どれもこれも身に覚えのある感情です。過去の私は、そういう思いを十分に味わってきたような気がしました。この歳になって、またそんな感情に苛まれるかもしれないと思うと、私には無理だと思いました。そんな体力も気力も無いし、やりたくもないなって。

 

それでも、小説は書く。

そこそこ書けている、という思いはありつつも

はたしてこれは他人から見て本当に面白いのか?という疑問はいつもあって

自分が他人からみても面白いものが書けるということを確かめたくて、ぴくしぶにあげたりしていました。

 

でも、自分の実力を図りたい、と言うにはあまりにおこがましい……

だって、刀剣乱舞という、最大手ジャンルで、人の目にとまりやすい環境で、なるべく傷つかない方法で試しているだけだから……臆病者です……

そういう、純粋に「好きだ」という気持ちだけでは走りきれない自分の不純さもわかっていたので、同人活動に前向きになれませんでした。

 

そんな時に、今回頒布した小説が、ぴくしぶで

私にしてはとても多くの、多すぎるくらいのいいねやブックマークをいただきました。

漫画にくらべて、読んでもらえないし、感想なんてこない、と言われる小説に、

たくさんの嬉しいコメントもいただくことができました。

理由は色々あると思います。

結婚っていうテーマの需要が高いとか、実写映画公開直後だったとか

そもそもぴくしぶはブックマーク数を見て読む人が多く、

雪だるま式に読者が増えて行く仕組みになっているとか。

 

実力以上の評価をいただいている、と思いつつも 

またむくむくと、欲望がわいてきたのです。

イベントに出てみたいなあ。

何かを創るのは楽しい。

創った人から物を手渡してもらえるのは、すごく楽しい。

自分が創ったものを人に手渡すのは、もっともっと楽しいかもしれない。

何より、自分が書いたものを良いと思ってくれる人に、

直接会うことができるなんて。

 

もしそれを味わうチャンスがあるのだとしたら、今しかないと思いました。

大手ジャンルに身を置いていて、身に余る評価をいただいている今しかないと。

あまりに打算的で、情けない発想ですが……

でも、そう思ったらいてもたってもいられず、イベントに出る決心を固めていたのです。

 

それから手探りで準備を進める中で、誰もこんな本いらないんじゃないかという不安に襲われることも度々ありました。

でも、イベント参加を表明すると、そのことに対してリアクションがあったのです。

サンプルにいいねがついたり、

部数アンケートに投票があったり、

とても丁寧な感想もいただきました。

趣味で繋がった仲間のいない私にとって、ついったーやぴくしぶの告知関係は、どこかにいるのかどうかもあやしい誰かに向けた、大海に流した小瓶のようなものだったのですが、そういったリアクションたちは、確かにこの海の向こうには見てくれている人がいるという、驚きの事実を教えてくれたのです。

 

当日は、緊張で手が震えて準備もままならず、

いっしょに来てくれた友人に助けられてなんとか開始時刻を迎えることができました。

(ちゃっかり欲しい本も買いました……) 

 

今日の頒布数、8冊。

自分が思っていたより、ずっと多い数字です。

1冊くださいと言われる度に、現実感が無く、ぼうっとしてしまいました。

ぼうっとしてるうちに、1日が終わったような気がします。

 

どうやって私のスペースにたどり着いてくださったのか知りたくて

「何か見て来てくださったんですか?」と全員に聞いてしまいました。

にこにこ応えてくださる方もいれば、何?という感じの方もいました。

当然ですよね。私もそんなの急に聞かれたらびびります。申し訳ないことをしたなと感じています。

 

ぴくしぶで読んですごく好きな話だったので、と言ってくださった方がいました。すでに読んだ話を紙で手に入れてくれるなんて、なんて素晴らしい人かと思いました。

通りすがりにサンプルも見ないで、ください、と言ってくださった方がいました。こっちがびびって小説ですけど大丈夫です……?と聞いてしまうほどの潔さでした。

うぐさにが好きなんですと言ってくださった方がいました。今日は私だけでごめんなという気持ちでいっぱいになりましたが、うぐさにを好む人のおめがねにかなってとても嬉しいなと思いました。

 

私の書いたものを、お金を出して手に入れたいと思ってくれる人が目の前にいる。

不思議でした。

ずっと不思議で、奇跡みたいに素敵な時間でした。

 

終わって、こうやって振り返ってみても

あの時間はなんだったのかなあと、やっぱり、どこかぼんやりとした

不思議な気持ちになります。

だけど同時に、言い知れぬ幸福感でいっぱいです。

 

これから先、またイベントに出るかはわかりません。

私は打算的で、不純で、自分の好きなものより自分自身を大事にしてしまう

どうしようもない人間で、

好きだという気持ちと情熱を持って、

同人活動をしている人たちのようにはなれないなって思います。

今回みたいなチャンスは、もう二度と訪れないだろうなとも。

 

私の本を少しでも楽しんでもらえたら本当に幸せです。

それとは関係なく、私の本を手に取ってくださった方に

良いことがたくさんあればいいなと思います。

刀剣乱舞も今まで以上に盛り上がって、

未来永劫続くコンテンツになればいいなと思います。

 

私は、みなさんと刀剣乱舞に、

しぬほど良い思いをさせてもらいましたから。

 

本当に、ありがとうございました。

 

 

 

ネタバレしかない青江単騎感想

ネタバレしかない青江単騎感想。
配信は見てたけど現地初めての感想。

書き殴り!!!!
ネタバレ注意!!!!
自己解釈注意!!!!
妄想注意!!!!


現地で見られてよかった!!!
青江単騎決まった時、ちゃんと見られるかな?見られなかったらどうしよう……って勝手に行けない可能性考えて怖くてたまらなかったので、ちゃんとこの目で見に行くことができて、何より感慨深い。

歌合がすごすぎて、これで青江卒業だったらどうしよう……って真剣に悩んで泣いてたあたしに教えてあげたいよ。あんたは最高のミュあおえを見ることになるよってさ………………。

生で見るのと配信で見るのはまったく別物なのだなーーーと、観劇する度に思う。

初めて見た時は役者さんのこと考える隙もないくらい青江のことで頭がいっぱいだったのだけど、今日はもう例の「一人二役」が見られたことが嬉しくて嬉しくて、あ〜、こんな舞台を荒木宏文にやらせてくれてありがとうございます………………と思った(何様)
本当に、青江だからこそだし、それを演じるのが荒木さんだからこその演出だなあ〜って思う。青江を演じてたのが違うタイプの人だったら絶対生まれなかったよね。
もうねぇ、見てて最高に楽しい。青江の幽霊を青江役の俳優にやらせるなんて……もうもう天才か?天才じゃんか……最高の1人芝居、最高の単騎出陣だよ。こんな満足感味わっちゃったら、今後の単騎出陣めちゃくちゃめちゃくちゃ期待しちゃうからな……………………ハードル上がりまくってるからな………………。

あとねぇ歌が本当にうまかった!
なんか心地よかったもん。ずっと聴いていたかった。
絶対前より上手くなってる……やっぱり1000キロはしったから?????
苦労したかいがあったね……。
刀ミュ見てると人間は成長する生き物なんだなと思う。

17列目だからちゃんと顔が見えた訳じゃないんだけど、もう登場した時からすらりときれいで、一挙手一投足美しくて、白装束が翻る度にきれー……って思ってたし、たまに双眼鏡使うと顔がかわいくてびっくりしちゃった。え!!!!あおえかわいい!!!わーーーー!!!!

最初は違和感があった振り付けも、今日はそこまで思わなかったなあ。
ただ、やっぱり主の前で舞う舞は、あんな激しいものじゃなくてもよかったんじゃない……?と思う笑

初めて見た時は青江の覚悟が悲壮すぎて、どこか身勝手に聞こえて、そんなこと言う子は修行なんか行かせません!!!!!って思っちゃってたんだけど、さすがにちゃんと配信で飲み込んでからだから、もっと冷静に見られた。と思う。

何より、パライソを見た後だから、仲間が増えるのはいい事ばかりではないとか、刀のままでいられたとか、そういうセリフが説得力を持ってくるというか、刀剣乱舞という世界線の厳しさ、刀剣男士の悲哀みたいなものを受け入れる、納得出来る体勢がこっちにもあったなって。

結局さあ、原作ゲームに何も無いから(何も無いとは)(そのままの意味!)その前提が受け止めきれてなかったんだと思う。それで驚いてしまったの。1番最初は。

青江の葛藤を見ながら、刀剣男士はどうして心を持って生まれてくるんだろう。
ってずっと考えてた。
でも、刀剣男士自体が「物に宿った思い」なんだもんな……。
人の心から生まれてきた神様だから、人の心を持っていて当たり前なんだよな。

刀剣男士の根幹をなすのは自らの歴史、いや歴史と言うよりは物語。青江は歴史と言ったけれど、幽霊を切ったという逸話が果たして歴史なのかなと思う。
でも、それが事実かどうかは問題じゃなくて、きっと「これが事実なんだ、これが自分なんだ」と確かめることが大切なんだろうな……。
それ受け入れることによって、強くなる。
それは、人間が過去に向き合うこととにているけど、刀剣男士は物語と向き合うことで強くなれる。それが「修行」ってことになってる。

修行って、ゲームでは三通の手紙なんだけど、青江単騎を見て、こんなに大胆に三通の余白を活用しちゃっていいんだ!?ってめちゃくちゃびっくりしたし、あの三通の修行の中にこんな重厚な物語が、一振一振にあるんだとしたら、それってとんでもない大ボリュームになるなあ、見たいなあ、ってすごく思ってしまった。でもそれがゲームで見られることは無いし、なんならこんなに余白ありますよ!!!って見せつけられたことで、修行ですら各本丸内容が違うような気がしてきた。
全国ご当地グルメを食べ歩くだけで帰ってくる刀もいるのかもしれない………………(?)
余白がすきな人間しかもう刀剣乱舞界隈にはいないのかもしれないけどたまにそれでええんか!?と思うこともあるよね。

最後のあなめでたやはやっぱ、すっっっっごいよかったなあ……。
もうこの演出は、本当に、歌合のオタクからすると感謝しかないんだけど……。
これをね、あの、歌合でひとり、葛藤をかかえていた青江が、嬉しそうに楽しそうに歌ってくれることがね、本当にうれしい。
劇場にいたら、青江から呼びかけられてる「自分」をより意識して、すごくよかった。歌合も、鶴さんが「いくぜ」って呼びかけてくれるじゃない。そういうのを感じた。客席に座っている自分も混ぜてもらったみたいな。
青江はずっと誰かに語りかけるように話をしていて、それが最後の演出で、私たちに聞かせてくれてたんだなって思えて、私たちは何も出来ないけど、青江の旅を見守ることができたんだなって、なんかじーんとしたよ。

刀たちはさ、こーんなに色んなことがあったのに、それをちゃんと言ってくれなくて、たった三通の手紙に思いをこめて送ってくるんだなって思ったら、たまらないよな。
葛藤も、後悔も、苦しみも、あるじが見ることは叶わなくて、見られるのは、立派になった姿だけで。

青江の極の姿、ほんっっっとにかっこいい!うわあああ立派になって…………って思う。もうすごい盛り上げてくるから……音楽とか……笑
あとやっぱキャラデザが最高なんだよ〜。

はーぁ。パライソからの青江単騎、もうずっとさにわ辞めたいなって気持ちがある。
どうしてこんなやさしい神様たちを戦争(戦争だよね、これは)に利用しようと思ったんだろう。
人間は愚か…………それしか出てこない…………。
でもきっと、そこに行き着くしかないよね。突き詰めていけば。
私たちは愚かで、過去にいくつも過ちを犯していて、それでも歴史を変えてはいけなくて。全部から学んで生きていくしかないって。戦争ものと思えばね。

ただ、あれを経てどうしてあおえは帰ってきてくれたんだろう????と思ってしまう。
さにわ、仕事せえへんしさ……笑
さにわが描かれないから、刀たちが本丸を居場所と思ってくれてることが、本当に実感できなくなってきたなあ。
いや、青江の誰かを笑顔にしたい、自分も心から笑いたいっていうのは、本丸のみんなとの暮らしから生まれた願いであって、やっぱり本丸があってこそ、そこが帰る場所なんだっていうのは分かるんだけど。
うーーーん

ま、刀は物だから、さにわは持ち主だから、そう言われてしまえばそうなのかもしれないけど。

ステで、歴史を守るのは刀剣男士の本能って言ってるけどさ、審神者に付き従うことが本能なんじゃない?って思っちゃう。
刀と審神者の間にちゃんとした信頼関係なんかあるのかな………………

審神者を掘り下げるのは本当に難しいことだけど(色々ね、色々な意見がある)でも私はそこが見たくなってしまう。自分が審神者だから。審神者という存在が疎ましくなってしまうのは辛いな。

その辺をいつかミュで拾ってくれたらいいなって思うよ。